広義にはライブを目的としてバンドのアンサンブルを練り上げていく行為までを含む。これはもっぱらリハーサルスタジオ(業界内ではしばしばリハスタと略される)において練習を兼ねて実施されるが、リハーサルスタジオと練習スタジオとの境界は曖昧である。 狭義にはライブ会場において本番前に音響、照明、舞台装置などとの連携を確認するために演奏を行うことである。この時に楽器類の配置、機器のセッティング、音量バランスの確認、演奏者個々へのモニターの確認、照明と関連して立ち位置、移動範囲の確認などを段取りを決めて実施する。この本番直前のリハーサルはゲネプロと呼ぶこともできる。 イベントではレンタルや持ち込みで寄せ集めた機材を接続して、その場限りの音響設備が組み上げられる場合も多く、これらの機器を会場の音響特性に合わせ最適化する調整も行われ、また同時に映像機材や視覚効果用の機材などが利用される場合は、音響機材の調整と映像機材の搬入・設置が平行して行われることもある。
音を媒体に記録する為の装置を備えた建築物もしくは部屋のことです。 様々な録音再生機器を備えると共に、建築や内装の設計・施工も外部からの騒音や振動の影響を受けないように配慮されている。
ドイツ語のGeneralprobe(ゲネラールプローベ)の略称である[。日本だけで使われる略称で、ドイツ語圏では「ゲネプロ」と略さずに"Generalprobe"と言わなければ通じない。ドイツ語の"General"は「総合」、"Probe"は「稽古」という意味である。「ゲネ」や「GP(ゲーペー)」ともいい、「総舞台稽古」などと表されることもある。主に演劇界においては「ゲネ」と短く略し、シンフォニーでは「ゲネプロ」あるいは「プローベ」と略すケースが多い。ハウプト・プローベ(ドイツ語版)は、その前の段階を指す言葉である。 なお、通し稽古のことを英語圏ではコスチュームを付けることからドレスリハーサル(dress rehearsal)と言い、日本の演劇界でも現在ではこちらを使うことの方が多いが、オペラやコンサートなど日本のクラシック音楽界では使われていない。 本番と同じ条件(メイクや衣裳、音響、照明など)で本番を上演する劇場の舞台上で行う。全ての稽古の総仕上げである。観客の入場と1ベル(開演5分前の合図)からを再現することもあれば、それを省くこともある。また途中で間違いがあったとしても、最後まで中断せずに進めることがほとんどである。途中を抜いて行う場合はゲネプロとは言わない。 ゲネプロを中心に請け負うスタジオをゲネプロスタジオという。(wikipediaより)
スタジオ内は壁1面が鏡になっていて、パフォーマンスを確認できるようになっており、音楽に合わせて踊れるように、音響機材が設置され、膝や腰の負担がかからないよう特別な下地専用クッション材を含む構造になっている。