楽器NEWS|ドラム・パーカッション
2009.03.11
今回は、ドラム特集です。ここでは、サウンドスタジオノア各店で多く導入されているシンバルとドラムヘッドをご紹介します。部屋鳴りや常設機材等を考慮し、各スタジオごとに1番合うものを再三検討そして導入しています。細部にわたるサウンドスタジオノアの"こだわり"を感じてください。 【シンバル】 1番多く導入しているリハーサルスタジオのスタンダード! ■ SABIAN AAシリーズ メジャーブランドでは唯一のハンドハンマーによるシンバルづくりを受け継ぐメーカーとして、一躍その名を知られるようになったSABIAN。特に、AAシリーズは、最も幅広いミュージシャンに選ばれ続けてきたトラディショナルなシリーズ。小さめのオートマチックハンマリングで音量を上げ、幅の広いグルーヴ(音溝)を刻むことによって、立ち上がりのよい、大音量でも埋もれないパワフルなサウンドを発揮。中でも、AA Rockはハイピッチでヴォリュームがありライブでもヌケが良い。ハイ?ミドルの太いサウンドが特徴で、音楽的音色を持つ。Chad Smith(Red Hot Chili Peppers)の強力グルーヴも支えている。より存在感を出したいロック系ドラマーに、特にオススメ。 今年2009年よりサウンドスタジオノア全店で導入! ■ Zildjian A Zildjianシリーズ Zildjian社は、創業385年の世界最古のシンバルメーカー。A Zildjianは、その中でもすべてのシンバルの原点となっている世界標準シンバルである。エッジの効いたアタックを生み出し、明るく澄んだサウンドが特徴。ボリュームレンジも広く、ドラマーのニーズに合わせ、音楽的で多彩な表現ができる伝統のシンバル。ソリッドですばやいレスポンスをもつニュービートハイハット。強力なアタック音と圧倒的な音量、切れがあるロッククラッシュ。豊かな中域音を持ち、程よく大きく作られたカップにより音量、ベル音ともに心地よく鳴り響き、どのジャンルどの音域にも素直に音楽に溶け込むミディアムライド。プロ、アマチュアを問わず、要望のある万能シンバルだ。 広めのスタジオで導入しています! ■ Paiste 2002シリーズ 1971年に発売され、当時から変わらず生産され続けているシリーズ。発売当初は、ロック系の音楽でよく使われ、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムが使っていたことで知られている。材質はCuSn8ブロンズを使っていて、スイスのパイステ本社で1枚1枚ハンドメイドにて作られている。音はクリアでブライトなのが特徴で、アンサンブルの中では高めのピッチでサスティーンが長い感じになるのが2002シリーズ独自のサウンドだ。あらゆるスティックワークに敏速に反応する鋭いレスポンス。近年、ロック系のドラマーに多く使われている。柔らかく落ち着いた美しい響きの中にハイピッチでエネルギッシュなバイブレーションが際立つ2002シリーズは、ライブ派ドラマーの良き片腕である。 【ドラムヘッド】 1番多く導入しているリハーサルスタジオのスタンダード! 世界の90%以上のドラムセットに標準装備され、50年以上愛され続けている世界のスタンダードドラムヘッド。REMOドラムヘッドの歴史は、ドラムサウンドの歴史と言っても過言ではないでしょう。 【 スネアドラム・ヘッド 】 ● Coated (コーテッド) ダブルフィルムで厚めのEmperor/エンペラー、ミディアムウェイトのAmbassador/アンバサダーの2種類が主に打面で使用される定番ヘッド。アンバサダーは、明るく音域もワイドで、適度なサスティーンがあり、反応も素直。エンペラーは、太くウォームなサウンド。コーティングされているのでワイヤーブラシへの反応も良く、ドラマーを選ばない全ジャンル対応ヘッドだ。タムタム、バスドラムでも定番。 【 バスドラム・ヘッド 】 ● Powerstroke3 (パワーストローク3) ミュート用のリングフィルムをエッジ周辺に装備し、不要なノイズ、倍音、サスティーンを絶妙にコントロール。ノーミュートでもバランスの良い締まったサウンドを生み出す。付属のインパクトパッドでハードなアタックが得られ、リハーサルスタジオやライブハウスの定番ヘッドとなった。バスドラム標準ヘッドとして、数多くのドラムメーカーでも採用されている。 【 タムタム・ヘッド 】 ● Pinstripe (ピンストライプ) リハーサルスタジオやライブハウスで最も使用されている打面ヘッド。穏やかなアタック音で太く甘いふくよかなサウンドは、音楽に溶け込みやすくRock・Pop・R&Bを中心にフィットする。不要な倍音をカットする仕組みでサウンドを作りやすいのも魅力。ロウピッチでの腹に響くデッドサウンドは特に強力で、バスドラムヘッドとしても最適。 【 タムタム・ヘッド 】スタジオによってピンストライプとクリアーを使い分けています。 ● Clear (クリアー) ドラムメーカーの標準タムヘッドとしても多く採用され、明るくオープンでサウンドの基準となるヘッド。中でも打面を中心に使われるエンペラーは、薄めのClearフィルムを2枚重ね、太さとアタックを強調したヘッド。ピンストライプと較べるとよりブライトで伸びのあるトーンを持ち、一方では、明確なアタック音によって多点キットで連打するフレーズでも存在感を示す。 昨年2008年より、サウンドスタジオノア全店導入! 1950年代の創業以来、その独創的なラインナップで多くのドラマー達を魅了してきたEVANS。近年、その高いクオリティやサウンドから国内外を問わず多くのミュージシャンが使用している。今、最も熱い注目度NO.1のドラムヘッド。 【 スネアドラム・ヘッド 】 ○ ST (スーパータフ) ハイからローまで扱いやすいボリュームと響きを可能としながら、レスポンスの良さも備えたヘッド。全音域を含んだリムショットが可能。 【 スネアドラム・ヘッド 】 ○ EC2 (エッジコントロール2) 倍音をコントロールするECリングを装備。高音の倍音だけを削減。チューニングレンジの広さとミドルからローエンドがフォーカスされたサウンドが特長。明瞭なピッチと広大なダイナミックレンジ。今、最も人気のあるタムヘッド。 【 バスドラム・ヘッド 】 ○ EQ2 Batter 倍音コントロールリング、EQリング、ドライベントを装備し、ソリッドなアタック、豊かなローエンド、フォーカスされたサスティーンが特長。ハードヒッターにもオススメ。 ▼倍音コントロールリング ヘッドの内側に取り付けられたリングミュート。不要な倍音を削減し、アタックを増加させ、サスティーンの量をコントロールする。 ▼EQリング 着脱可能なリングミ ュート。耳障りな広域を削減し、さらにサスティーンを削減する。 ▼ドライベント ヘッド外周に開けられたドラム内部の空気圧を放出する小さな穴。サスティーン量をコントロールする。
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