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楽器NEWS|ギター・ベース

今さら聞けない!ギターアンプのツマミ、わかりますか?

2013.12.26

ギターアンプのツマミ、それぞれ何が変わるのかわかりますか? 実はわからず、全部真ん中もしくは全部フルにしていまという方、意外と多いのではないだろうか。 今回は、大定番のRoland JC-120とMarshall JCM900を取り上げ、ツマミ一つひとつをじっくり説明しよう。 21_2_1.png 【Roland JC-120】 1. インプット・ジャック CHANNEL1は下記2〜6までのツマミが使えるチャンネルで、7〜11までのツマミが使いたいときはCHANNEL2を使おう。そして、いきなりの難関! HIGHとLOWって何? これは、ギターの出力レベルに応じて接続する。出力が大きいギターもしくはエフェクターを使用している場合は、LOWに接続。ここでまたまた、出力が大きいギターって何? となると思うが、出力が大きいギターとはアクティブ・ピックアップを搭載したギターだ。大丈夫! わかっている! 次は、アクティブ・ピックアップって何? となると思う。アクティブ・ピックアップとは、電池のいるピックアップだ。なので、電池のいらないギターでエフェクターも使用していないときは、とにかくHIGHに接続しよう。 2. BRI(ブライト・スイッチ) ONにすると、その名のとおりブライト(明るい)な音になる。 3. VOLUME(ボリューム) 言わずと知れた音量。 4. TREBLE(トレブル) 高音の音量。 5. MIDDLE(ミドル) 中音の音量。 6. BASS(ベース) 低音の音量。 7. DISTORTIONディストーション 右に回すほど、音が歪む(ディストーション効果)。OFFにするとディストーションがかからない。 8. REVERB(リバーブ) 右にまわすほどリバーブ(残響)の音量が大きくなる。 9. SPEED(ビブラート・スピード) 右にまわすほどビブラート効果(音の揺れ)の周期が速くなる。 10. DEPTH(ビブラート・デプス) 右にまわすほどビブラート効果が深くかかる。 11.コーラス/ビブラート切り替えスイッチ コーラス効果(ずらした音を付け加える)とビブラート効果の切り替え。OFFにすると、どちらの効果もかからない。 21_2_2.png 【Marshall JCM900】 1. PREAMP(CH.A) Gain (プリアンプ・チャンネルA・ゲイン) チャンネルAのゲイン・レベルを調節。低めにするとクリーン・サウンド、高めにするとミディアム・ドライブ・サウンドとクランチ・リズム・サウンドになる。 2. PREAMP(CH.B) Lead Gain (プリアンプ・チャンネルB・リードゲイン) ブースト(歪みやすい)されたチャンネルBのゲイン・レベルを調節。低めにすると軽いオーバードライブ・サウンド、高めにすると最高のドライブ・サウンドとサスティーンが得られる。 3. TREBLE(トレブル) 高音の音量。 4. MIDDLE(ミドル) 中音の音量。 5. BASS(ベース) 低音の音量。 6. PRESENCE(プレゼンス) 少し歪んだ高音の音量。上げると、その名の通りプレゼンス(存在感)が増す。 7. MASTER(CH.A) REVERB (マスター・チャンネルA・リバーブ) チャンネルAのリバーブ(残響)の量を調節。 8. MASTER(CH.A) VOLUME (マスター・チャンネルA・ボリューム) チャンネルAの全体のボリューム。 9. MASTER(CH.B) REVERB (マスター・チャンネルB・リバーブ) チャンネルBのリバーブの量を調節。 10. MASTER(CH.B) VOLUME (マスター・チャンネルB・ボリューム) チャンネルBの全体のボリューム。 【ツマミのセッティング例】 ツマミ一つひとつが何かわかったところで、実際にどのようにセッティングすればいいのかを、セッティング例も交えてノアミュージックスクールギター講師の福島崇氏に解説してもらおう。 21_2_3.png