音楽とお仕事|音楽とお仕事
2016.09.18
音楽が好き!たまらない!
三度の飯を削ってライブに行ったり、CDを買ったり、楽器屋に行ったりしています!
できれば音楽を生活の糧にしたいです!
そんな人に教えたい、音楽業界の代表的なお仕事について解説しましょう。
音楽関係のお仕事にはどんなものがあるのでしょうか?
音楽業界といってもその幅は広く、その仕事はおおまかにわけて表方と裏方にわかれます。
文字通り、ステージに立つ人、そしてそれをバックアップする人です。
それでは早速はじめましょう!
音楽界でなんといっても華のある仕事といえばミュージシャン!
しかしミュージシャンにも表方と裏方があります。
自分の表現したい音楽を人前で演奏すれば、その時点で誰でもミュージシャンです。 ですが、それを仕事にする、それで収入を得る!となったとき、ミュージシャンになるためのハードルは限りなく高くなります。実力や努力だけではなく、タイミングの良さや運にも左右されるシビアな仕事だということを意識しなければいけません。ですが、自分の生きる道はこれしかない!という方はチャレンジしてみてはどうでしょうか? 画像:google検索(ロックミュージシャン)
実はミュージシャンにも裏方がいます。それが俗にいうスタジオミュージシャン。職人的に演奏を仕事としているミュージシャンと言いましょうか。ソロで活動する歌手のみなさんがコンサートを開催するときにバックを務めたり、また楽曲のレコーディングに参加したりします。ジャンルはさまざま。ソロで演奏したり、楽器演奏の技術のみならず、音楽理論と、楽曲に関する幅広い知識が必要です。裏方とはいえ決して簡単になれるものではなく、臨機応変に対応できる実力が必須となります。 画像:google検索(studiomusician)
楽器を作る仕事に従事する職人。その楽器のことをよく知り、また音感をしっかり持つ耳があることが欠かせません。手先の器用さはもちろんのこと、演奏家としても秀でている人が多いです。 画像:google検索(ギター クラフトマン)
みなさんがお持ちの楽器が壊れたとき、たいていは楽器屋さんに持ち込むと思いますが、入り口はどうあれ、その壊れた楽器は修理を専門とするリペアマンに託されます。修理に必要な素材を見極め、音色の調節なども行います。電気楽器の場合は、電気技術の知識も必要です。修理だけではなく、楽器の改造なども請け負うため、依頼者の求める音に極力近づける努力も必要です。ある意味、新品をつくるよりも繊細な作業を行う仕事と言えます。 画像:google検索(ギター リペアマン)
ピアノの調律・保守を専門に行う技術者。基本的な音程をつくる調律、最もよい状態で音が出る楽器に仕上げるための整調、イメージ通りの微妙な音色を創り出す整音の作業を行います。ピアノのメンテナンスも大事な仕事。何よりクラシック音楽への深い造詣が必要とされます。 画像:google検索(調律師)
作曲家がいなければ、曲が生まれません。ミュージシャン同様、曲を音楽づくりにおいて中核をなす大事な仕事のひとつです。職業として作曲をする場合、要望に応じて歌手やミュージシャンに曲を提供したり、ドラマ、CM、映画など映像作品のBGMを担当したり、さまざまなタイプの仕事があります。ミュージシャンと同じで、実力だけではなく、元来持ち合わせるセンス、運やタイミングなどが重要です。 画像:google検索(作曲家)
作曲家から受け取った曲を、どんな楽器を使い、各パートにどのような演奏をさせるか練り上げるのが編曲家です。作曲家が兼ねる場合も多々あります。曲のアレンジの仕方によって曲の持つイメージが左右されるため、その曲がヒットするかどうかの大事なキーマンでもあります。かつてフォークシンガー吉田拓郎さん作曲の「襟裳岬」を森進一さんが歌いました。馬飼野俊一さんによる編曲で完成した曲を聴いた拓郎さんは、フォークのイメージとは違うアレンジに驚きつつも、これはいいと内心ほくそ笑んだそうです。 画像:google検索(編曲家)
シンガーソングライターが歌詞のみを提供したりする場合もありますが、ジャンルによっては専業作詞家として活躍されている方もいます。作家やコピーライターなど、言葉を扱う仕事を生業とする人が副業(?)でやっていることも。日本で一番有名な某作詞家は、本業は放送作家だったりします。 画像:google検索(作詞家)
歌手、タレントの発掘、人材育成、売り出し方や、楽曲のテーマなどを総合的に判断する立場。司令官。広義に考えて「人を育てる」仕事と言っていいかもしれません。 画像:google検索(プロデューサー)
舞台監督の指示に従って、各会場ごとのステージのセッティングを行います。本番前に会場の搬入経路、電気系統や配線設備をチェックし、プランに沿って正確に手早くセッティングします。本番ではクレーン操作や、スモークなどの操作も担当します。終演後に片付けが完了するまでが1日の仕事です。 画像:google検索(コンサートスタッフ)
文字通り、照明を操ります。主にどのような照明にするか決めるプランナーとオペレーター数名で構成され、プランナーは、曲やコンサートの構成に合わせて照明のプランニングを行い、オペレーターはピンスポットなどの使用する照明ごとのライティングを担当します。照明を使ったお客さんいじりをするミュージシャンについた場合の臨機応変さも求められたりします。 画像:google検索(コンサート 照明)
企業の販促イベント、地方自治体の主催する博覧会や展示会、コンサートなどの実施を請け負い、その制作・管理をします。主催者と打ち合わせの上、企画や演出にそった会場を作り、パンフレットの制作、音響や照明スタッフとの連携、広報活動、当日のスタッフ人員の確保や管理まで包括的な進行を担当します。 画像:google検索(音楽 イベント)
芸能プロダクション等からコンサートの開催依頼を受け、その実施を請け負います。会場を予約し、日程や場所が決まり次第、各地域での宣伝や各種許可の届け出、チケット販売と管理、集計などを担当します。制作、進行状況を随時チェックし、当日は観客の誘導や警備、出演者の送迎の手配なども行います。コンサート会場によくいるスーツを着たスタッフさんが、その方です。
音響、照明、映像などステージを総合的に演出する技術スタッフ。台本、スケジュール表などをもとに、各会場に適した機材を決めたり、その操作だけでなく、出演するミュージシャン、ディレクターの意図をくみとって形にしていく仕事です。
PAとは、ステージ上のマイクから客席に向けて設置されたスピーカーまでの、観客に音を届ける一連のシステムのことを指します。そのシステムを各コンサート会場やイベント会場に適した環境に作り上げ、ミュージシャンのチェック用の音量や、観客を側に流す音量を調整します。ただ全体のボリュームを上げ下げするのではなく、曲ごとに各パートの音の大きさを微調整します。音を聞き分ける耳、ハプニングやアクシデントに臨機応変に対応できる技術が求められます。PAエンジニアを指定するミュージシャンや、リハーサルスタジオにも呼ぶミュージシャンも多くいます。 画像:google検索(PAエンジニア)
ひらたく言えば演奏者の出す音を録音する技術者。ですが、マイクの選定やスタジオ内の環境づくり、ひいてはミュージシャンとのコミュニケーションを通じてやりやすい環境を整えるなど責任は重大です。録音終了後にリスナーの耳に届く形に整えるミックスダウンも行います。専門技術のほかにも音楽の知識が要求される仕事です。 画像:google検索(レコーディングエンジニア) SOUND ARTS 求人ページ
ミュージシャンや作曲家の望む音を、シンセサイザーやデジタルサンプラーを用いて作り上げ、コンピューター上に打ち込んで音源を作成する仕事です。最近では、生楽器の演奏かと思いきやマニュピレーターが実際の生音を打ち込んで作り上げた仮想の「生演奏」だったりすることも多いのです。 画像:google検索(マニュピレーター 音楽)
ミュージシャンのスケジュール管理を中心に、そのミュージシャンが世間に露出していくにあたって効果的なプロモーションを考えて展開します。ミュージシャン、レコード会社やプロモーターと連携、ミュージシャンの活動の方向性を決めていきます。またミュージシャンに支払われる金銭の管理も重要な仕事のひとつです。 画像:google検索(レーベル 音楽)
プロミュージシャンからアマチュアまで、リハーサル場所として重要なのがリハーサルスタジオ。基本的な接客から、スタジオ内やレンタル用の機材や設備の保守点検、予約の受付業務など幅広い対応能力が要求されます。近年はライブのリハーサルのみならず、リハスタを利用した本格的なレコーディングや映像制作も増えており、音楽業界の土台を支えているといっても過言ではありません。
音楽のジャンルや、雑誌のコンセプトに合わせて企画を立て、取材や原稿作成を行います。実際にミュージシャンにインタビューしたり、取材に行ったり、ライブ会場に赴いてレポートを書いたり、ある意味リスナーを代表する立場ともいえます。自身が書く記事にかかわるジャンルについて深く専門的な知識を持っていることに加え、情報収集のためのアンテナをどれだけ張っているかも重要です。 画像:google検索(音楽雑誌)
学校や、各種音楽教室で音楽を教える仕事です。子どもから大人まで歌うこと、楽器を弾くこと、聴くことなどを通して、楽器の奏法や音楽理論などを教えます。
音楽に対して深い知識を持ち、アーティストや曲の魅力、ルーツなどを研究し、評論します。主に執筆/出版という形で音楽の魅力を伝えますが、キャリアを重ねて実力が認められると雑誌から記事の執筆やインタビューを依頼されたり、アルバムのライナーノーツを書いたり、ワークショップを行うなど活動が広がります。
ミュージシャンと契約し、音源を制作。商品になったミュージシャンの音楽のプロモーションを行うところです。制作するものはCDのほかに、配信音源、映像、販促物等などなど。また、テレビやラジオ、雑誌等のマスコミ、コマーシャル制作をする制作会社や広告代理店など、あらゆるメディアにプロモーションを行います。 画像:google検索(レコード会社)
ざっと上げていきましたが、以上が音楽業界を代表する仕事といえます。
あなたにはどの仕事がビビッときましたか?
その仕事をしてみたい!と思ったら、専門的な知識の勉強が必要な業種もありますが、一度しかない人生なので飛び込んでみたらいかがでしょうか。
そしてリハスタでのお仕事に興味を持ったあなたは、こちらをご覧ください!
【サウンドスタジオノアは都内最高峰の名門リハーサルスタジオ】
プロからアマチュア迄、様々な音楽ジャンルのリハーサルやレコーディング、映像制作を支えています。
未経験からでも始められ仕事なので、音楽業界の最初の入り口としてお考え頂いても良いかもしれません!
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