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楽器NEWS

【新製品情報】RMEから高品質ADコンバーター、DAコンバーターの最新機種が登場!

2024.05.15

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ハイエンド・ネットワーク・オーディオの究極のソリューション

M-32 Pro II は、スタジオ・レコーディング、イマーシブ・オーディオ制作、プレイバック・システム、ライブ・サウンド、オーディオ測定 / 解析など、多くのプロフェッショナル・アプリケーションに求められる厳しい要件を満たすべく設計されたリファレンス・ クラスの AD(M-32 AD Pro II)/DA(M-32 DA Pro II)コンバーターです。

高品質なアナログ変換に加え、MADI、AVB デジタル・オーディオ・ネットワーク変換に対応します。


最先端の高解像度コンバーター・コンポーネントを搭載した M-32 Pro II は、完全対称のバランス信号経路で設計されており、卓越したアナログ・パフォーマンスを提供しながら、DAコンバーターはTHD+Nを-111 dB まで改善しています。


ハイ・サンプル・レートでのインパルス応答を最適化し、デジタル / アナログ変換処理がさらに改良されました。


最大32系統のアナログ・チャンネル、リダンダント動作可能なMAD(I コアキシャルおよびオプションのオプティカルSPFモジュール経由)& AVB 入出力と電源ユニット、極めて低いレイテンシー、120 dB(A)のダイナミック・レンジ、自在に設定可能なチャンネル・ルーティング、シンプルな操作性を備える M-32 Pro II は、真のリファレンス・クラス・コンバーターです。


+24 dBu に対応しレベル切替えが可能なアナログ入出力


M-32 Pro II はリア・パネルに D-sub 25 ピン端子を 4 つ備え、ブレイクアウト・ケーブルを使用することで 32 系統のアナログ・チャ ンネルが使用可能です( M-32 AD Pro II:アナログ入力チャンネル × 32 / M-32 DA Pro II:アナログ出力チャンネル × 32)。


アナログ入出力はコンバーターの解像度を完全に維持しながら個別チャンネルを異なるスタジオ・レベルに切り替えて使用でき、 あらゆる機器に対して高い互換性を持ちます。

0 dBFS 時のレベルは +13 dBu、+19 dBu に加えて +24 dBu まで提供し、現在の多くのマルチチャンネル・コンバーターよりもさらに高いレベルのアナログ信号を扱うことができます。


MADI & AVB を包括するデジタル入出力


M-32 Pro II のリア ・ パネルには、オプティカル MADI 入出力(オプションの SFP モジュール)× 1、コアキシャル MADI 入出力 × 1、 AVB ネットワーク・オーディオ接続が可能な RJ45 端子 × 2、ワードクロック BNC 端子が搭載されており、高品位な AD/DA コンバーター、デジタル・フォーマット・コンバーター、マトリックス・ルーターとして動作します。


オープン・ネットワーク規格 IEEE 1722.1 に基づく AVB インターフェイスを備えており、最大 192 kHz のサンプル・レートで 32 系統のアナログ・チャンネルを 1 本のイーサネット・ケーブル経由で伝送することが可能です。


また AVB 対応のスイッチング・ハブを使用することで、ネットワーク全体で正確にタイミングを合わせる AVB プロトコルの包括的な同期信号処理の恩恵を受けることができ、複雑なネットワーク構造であっても簡単でスピーディーにそして確実に、機器の追加や構成の変更を行えます。


最大 128 チャンネルを 48 kHz で送受信し(96 kHz 時は 96 チャンネル、192 kHz 時は 64 チャンネル)、予め定義された固定レイテンシーで動作します。

また、各デバイスは ATDECC(IEEE 1722.1)を介してネットワーク全体でステータスと設定可能なオプションを共有し、ディタミニスティック(確定的)ネットワークへのシームレスな統合を可能にします。


リダンダント設計


M-32 Pro II は、電源、MADI 接続、AVB ネットワーク接続において、3つのリダンダント機能を搭載し、いかなる状 況でも安全で安定した運用をサポートします。


2 系統の高パフォーマンス ・ スイッチングの電源ユニット(PSU)を内蔵し、短絡保護機能やライン・フィルターを備え、電圧変動を制御し電源の干渉を抑える機能も搭載。オプションの SFP モジュールによりオプティカル MADI ポートを追加可能です。

コアキシャル・オプティカル(オプション)を接続した場合、信号が切断されると自動的にオプティカ ル MADI 入力に切り替わるよう設定できます。2 つ目のネットワーク・ポートが追加され、MILANTM の推奨に基づいた AVB ネットワーク・ポートのリダンダント動作が可能になりました。

すべてをひと目で確認

レベル・メーター付近のチャンネル・ラベルに手書きメモを書き足してチャンネルを管理するやり方は、従来のアナログ機器で慣れ親しんだ管理方法ですが、今でも日常的に行われている最も実用的でシンプルなソリューションです。

M-32 Pro II にはパネルに挟んで使用するトレーシング・ペーパーが付属し、これにチャンネル名を自由に記入するこ とでアナログ・チャンネルの割り当てをひと目で確認できます。

また、フロント・パネルの LED はレベル・メーターとして使用できるので、暗い環境や離れた場所からでも全チャンネルのレベルを確認できます。

迅速な操作性と柔軟なパッチベイ機能

フロント・パネルに高解像度の 2 インチディスプレイとロータリーエンコーダーを搭載しており、すべての機能に直感 的にアクセスし、デバイスの状態を直接コントロールできます。

さらに、JSON ベースの API SysEx MIDI コマンドも使用して、各モデルを実質的にどこにでも統合することができます。

ルーティング・マトリックスにより、すべてのアナログおよびデジタル入出力間でのシングル・チャンネル・ルーティングが可能です。

チャンネル単位で柔軟にルーティング可能なこのマトリックス機能によって、M-32 Pro II は、 アナログ、MADIAVB のデジタル・パッチベイとしても機能し、オーディオ信号やクロッキング、接続などを分かり 易く確認しながら、トラブル・シューティングも迅速に行えます。

ウェブ・リモート - Web インターフェイス経由ですべての機能に直接アクセス

M-32 Pro II は、あらゆるネットワーク(Wi-Fi を含む)および USB を介した Web インターフェイスを利用して、完全にリモー ト制御することができるため、ルーティングをはじめ、チャンネル・グループの作成、クロックの設定などの全ての操作を迅速に遠隔で行えます。

さらに、JSON ベースの API SysEx MIDI コマンドも使用して、各モデルを実質的にどこにでも統合するこ とができます。