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音楽コラム集

【スタジオマンが教える豆知識 vol.35】BOSSエフェクターの新定番!「WAZA CRAFT」と「Xシリーズ」

2024.12.20

ギタリストにとって必需品である"エフェクター"

その中でも「BOSS」のエフェクターは定番のコンパクト・エフェクターとして説明不要の知名度を誇り、ギタリストなら誰もが手にしたことがあると言って良い程です。

 

BOSSのエフェクターは歪みから空間系に至るまで様々で、BOSSの初代コンパクト・ペダルである「SD-1 Super Over Drive」や、往年の名機「BD-2 Blues Driver」など、初心者でも使いやすく、プロミュージシャンにも愛される機種が揃っています。

 

今回は、歴史のあるBOSSエフェクターの中でも近年新定番となっている「WAZA CRAFT」と「Xシリーズ」をご紹介します。

 

 ・技 WAZA CRAFT

 

「技 WAZA CRAFT」とは、定番エフェクターとして長年活躍しているモデルをBOSS熟練のエンジニアの手により一つ一つのパーツの選定からこだわり抜き、回路全体を再設計したカスタマイズモデルです。

 

現行モデルの音色はそのままにスタンダード・モードとして新回路で再現しつつ、新たにカスタム・モードを搭載。

現在の多様化したシーンに向けてより表現力を増し、ギターのボリューム操作に追従して音色の表情を変えられるより現代的なサウンドとなっています。

 

さらに、完成品を出荷する前に日本国内で最終サウンド・チェックをするなど、細部に至るまでこだわったジャパン・メイドモデルです。

 

BD-2W

写真1.png

 

世界的に定番のオーバードライブであるブルースドライバーをカスタマイズ。

 

スタンダード・モードではオリジナルの特徴であるブルージーなクランチ・サウンドを新設計のディスクリート回路で再現し、カスタム・モードではより図太く、繊細なピッティングニュアンスに対応したサウンドを実現しています。

 

CE-2W

写真2.png

 

空間系エフェクターであるCE-2の音色をスタンダード・モードに再現。

CE-1 Chorusモードでは、定番ギターアンプRoland JC-120のコーラス・エフェクトをイメージしたサウンドを搭載。

 

それに加えてVibratoモードも搭載し、モード切り替えで幅広いサウンドメイクが可能です。

 

Xシリーズ

MDP」という最先端の技術が搭載されたモデルです。

 

MDP」とは「Multi-Dimensional Processing」の略称で、「多次元的信号処理」を意味します。

 

MDP技術により音域、倍音構成、周波数特性などの音の要素を細かく分析し、それぞれに最適な処理を施すため、従来のエフェクト技術では得られなかった表現力が可能となった新たなスタンダード・モデルです。

 

OD-1X

写真3.png

 

MDP技術を用いたBOSS次世代のオーバードライブです。

 

太く芯がありながらも透明感のあるクリアな歪みを実現。

 

LOW」と「HIGH」の操作で抜けの良いサウンドが作れ、様々なジャンルに対応可能なオールマイティ・ペダルです。

 

DS1-X

写真4.png

 

タイトな低域とパンチのある中高域を両立したディストーション・ペダルです。

 

低ノイズを実現し、低音が潰れずクリアな歪みが出せます。

音色も手元操作でクリーンからハイゲインまで自由自在。

OD-1Xと同様に幅広いジャンルに対応した歪みエフェクターです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

これから初めてエフェクターを購入する方は勿論、従来のBOSSエフェクターをアップデートしたい方にもおすすめのシリーズです。

 

スタジオノア各店では、エフェクターのレンタルも行っております。

購入を迷っているエフェクターがございましたら、是非スタジオでお試しください!