2024年03月28日
ベースアンプは、ギターアンプと比較してより重低音にフォーカスした音像と、原音に歪みを加えることなくクリアに増幅し出力してくれる特徴があります。
ベースの音域をしっかり鳴らしきるための専用アンプとして設計されており、ギターアンプ同様、リハーサルスタジオやライブハウスには必ず常設されている機材です。
今回は、そんなベースアンプの種類について解説していきます。
まず形状で大きく2つに分類されます。
コンボアンプは、ベースの入力音から音を作り出すアンプ部分と音を鳴らすスピーカー部分が一体になったものです。
スタックアンプは、アンプ部分(ヘッド)とスピーカー部分(キャビネット)がセパレートされたものを指します。
音を作り出すアンプ部分の主要パーツの違いによっても、分類がなされています。
トランジスタアンプは、その名の通り増幅パーツにトランジスタを使用しており、硬質かつ色付けの少ないサウンドが特徴的です。
一方の真空管アンプは、音に柔らかさと太さが感じられ、特有の音圧感が得られるサウンドが特徴的です。
ライブハウス・スタジオ定番のアンプです。
プリ部分に真空管を搭載しており、アンサンブルの中でも存在感のあるサウンドを演出します。
パラメトリックイコライザーの他、グラフィックイコライザーも搭載しているため、現場での細かいサウンド補正にも対応可能。
さすが定番アンプと思わせる優等生的な1台です。
こちらもスタジオなどでよく見かける定番機種。
このアンプも真空管内蔵で太いサウンドが特徴的です。
TUBEDRIVEつまみのセッティング次第で軽い歪み〜ヘヴィな歪みまで加えることが可能で、ロックを中心に様々なジャンルに対応できる万能アンプと言えます。
近年ベーシストの中で人気が急上昇しているアンプメーカーがDarkglass Electronics。
そのフラッグシップモデルとも言うべきモデルがMicroTubes 900です。
EQを駆使したトータルでの音補正のしやすさはもちろん、倍音成分やコンプ感のコントロールも自在でオールドスタイルからモダンな音作りまで幅広く対応可能です。