2023年09月11日
■ はじめに
リズムパターンの中でアクセント的に使われたり、ハイハットやライドとは違ったダイナミックな刻みで使われることの多いクラッシュシンバル。
曲中で叩く機会も多く、楽曲に彩りを加える意味でもライブやレコーディングでは特に使用するクラッシュシンバルにはこだわりたいところ。
今回は、そんなクラッシュシンバルについて、初めて買う時の選び方を取り上げます!
■ 代表的なクラッシュシンバルのメーカー
2) Sabian
カナダのシンバルメーカーです。
1981年にZildjianから独立し、こちらも世界的に人気のシンバルメーカーとして知られています。
3) Paiste
スイスのシンバルメーカーです。
他メーカーと比較すると煌びやかで明るいサウンドキャラクターとなっており、ジョン・ボーナムやジェフ・ポーカロなどレジェンドたちにも愛されたフラッグシップの「2002」シリーズが有名です。
4) MEINL
ドイツのシンバルメーカーです。
ビンテージ風の温かみのあるシンバルから明るく煌びやかなモダンなサウンドのシンバルまで幅広くラインナップしており、高い技術力でさまざまなジャンルの音楽を支えるメーカーです。
■ クラッシュシンバルのサイズ
通常ライブハウスやスタジオで目にすることが多いのは「16インチ・18インチ」のセットです。
これらはピッチ感も減衰感も程よく、さまざまなジャンルの音楽にマッチします。
そのほかにも14インチのような小口径のクラッシュから、19インチのように大口径のクラッシュも販売されており、組み合わせによって幅広い選択肢を持ちます。
■ メーカーごとのグレードで選ぶ
各メーカーごとに、多数のグレード・価格帯で展開されています。
例えばZildjianだと下の価格帯から「I.Zildjian」「S.Zildjian」「A.Zildjian」「K.Zildjian」と分かれており、原材料や製造方法も異なってきます。
一般的に、1枚3万円台のラインナップ(ZildjianだとA.Zildjian)からプロの使用が多い傾向です。
■ おすすめのシンバル
2) Sabian AA Medium Crash ポップスからロック・メタルまで様々なジャンルに相性が良く、レコーディングなどでのマイク乗りも良いです。
3) Paiste 2002 Crash 弱いタッチからフルストロークまで、明るく透き通るような音色が得られます。