2022年08月15日
MESA BOOGIE DUAL RECTIFIERを知る!|サウンドスタジオノア
■ MESA BOOGIE(メサブギー)の歴史
MESA BOOGIE創設者のランドール・スミスは当初、中古機材のメンテナンスを生業としていました。
彼が改造した自宅用サイズの小型フェンダーアンプを弾いたカルロス・サンタナが「BOOGIE」と評し、そのまま「MESA BOOGIE」という社名でアンプ開発・販売がスタートしました。
ロック音楽の大衆化・多様化に合わせてMESA BOOGIEのアンプも多機能化し、ギタリストの人気を得ていきました。
そして、より歪みが深く激しいジャンルにも対応可能なDUAL RECTIFIREが登場すると、ハイゲインアンプの定番モデルとして大ヒットし、現在でもハードロック・メタル系のギタリストを中心に人気を博しています。
■ MESA BOOGIE(メサブギー)の特徴
MESA BOOGIEはなんと言っても大迫力のディストーションサウンドが特徴的です。
ヘヴィな音楽ジャンルに特にマッチするサウンドで、7弦ギターなど重低音を鳴らした時にもタイトかつキレの良い音色が得られます。
また、クリーン・クランチ系の音色もエフェクター乗りが良く存在感のあるサウンドで、チャンネル切り替えも自在なので幅広いジャンルに対応可能です。
■ MESABOOGIEといえば!レクチファイアシリーズ
RECTIFIREシリーズはスタジオやライブハウスにも設置率の高い定番モデルで、ヘッドの銀パネが特徴的です。
ギタリストの間では「レクチ」と呼ばれ親しまれています。
やはり最上位機種だけあってどのチャンネルにセットしても良い音が得られるのですが、やはりガッツリ歪ませて激しいリフをガシガシ弾く使い方がおすすめです。
アンプシミュレーターなどでもモデリングされていることが多いですが、やはり生のRECTIFIREは音の迫力が段違いで、ド迫力の銀パネもテンションが上がります。
■ MESA BOOGIE(メサブギー)を使用しているアーティスト
MESA BOOGIEの使用アーティストとして最も著名なのは、MESA BOOGIE名付け親のカルロス・サンタナです。
キャリアの殆どでメサのアンプを使用しており、その伸びやかなリードトーンがMESA BOOGIE人気を決定付けました。
また、Dream Theaterのジョン・ペトルーシはMESA BOOGIE製の自身のシグネチャーアンプを使用しており、このアンプはジョン・ペトルーシのファンのみならずフュージョンやブルースなどのギタリストにも愛用されています。