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2021年09月29日

初めてのエフェクター選びに!おすすめの「オーバードライブ」|サウンドスタジオノア

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-はじめに

ギターを始めて最初に揃えたいエフェクターとしてオススメなのが、オーバードライブです!
エフェクターの中でも最も代表的な種類であるオーバードライブ。
今回はオーバードライブの基礎知識や使いこなし術などについて触れていきます!


■ オーバードライブってどんなエフェクター?

音響機器、特にギターアンプなどで過大入力による歪(ひず)みが生じることがあり、その状態を指して「オーバードライブ」と呼ばれます。
オーバードライブ・エフェクターはその状態を意図的に生じさせる、つまり「歪ませる」ためのエフェクターです。


■ オーバードライブの歴史

ギターはもともとクリーントーンで演奏されるジャズ・カントリーなどのジャンルが主流でしたが、戦後にロックが大衆音楽として根付き、親しまれるようになるのと同時に、大音量且つ激しい音色が求められるようになりました。
ギタリストたちは、アンプへの過大入力に伴い生じる歪んだ音色を使用していましたが、次第にその役割がエフェクターへと置き換わっていきます。
1970年代後半に、オーバードライブ・エフェクターとしてBOSSが市場に投入したOD-1が大ヒットし、現在でも名機として親しまれています。


■ 代表的な機種で知る!オーバードライブの種類

(1)Ibanez TS-9

Tubescreamer(真空管をスクリームさせる)と名がつく通り、アンプの歪みにさらに歪みを付加させるため開発されたIbanezの名機です。
まさに上記のように歪みを「足す」ような使い方が代表的で、中域の太さを伴って存在感のあるディストーション・サウンドを演出します。


(2) BOSS OD-3

こちらはエフェクター最大手のBOSSが現行モデルとして発売している機種です。
太さと粘りを伴った中低域が心地よく、メインの歪みとしても使用できるペダルです。


(3) BOSS SD-1

こちらはOD-3とは毛色が異なり、用途で言うとTS-9のようにアンプの前段で噛ませるブースター的なものが代表的です。
こちらもギターソロなどのリードプレイに最適なペダルです。


(4) KLON Centaur

こちらは生産が完了しているものの、今もなお中古市場で高額で取引される伝説的なペダルです。
Char氏やB'zの松本孝弘氏などのトッププロも愛用していたことで知られ、存在感のある上質なトーンを出力してくれます。


■ オーバードライブの基本的な使い方

先述のTS-9などのように、アンプの歪みと併用し、更に歪みを足すブースター的な使い方から、クリーン・セッティングのアンプにかけ、そのペダルの歪みをメインのサウンドとして使用する使い方もあります。
いずれも全てのつまみを12時にセッティングしてから、好みのサウンドになるように調整していくと良いでしょう。


■ スタジオでも人気!おすすめのオーバードライブ・エフェクター

スタジオノアで取扱のあるオーバードライブ・エフェクターのうち、最もレンタル頻度が高いのがBOSS BD-2です。
ジャリッとした質感をもちつつも、ミッドレンジの粘りもあり、非常に心地よいサウンドが特徴です。