2020年08月03日
初心者のギター選び!ギターの種類を知ろう!|サウンドスタジオノア
-はじめに
「楽器を始めてみよう!」という方の中で、最もチョイスされやすいのがギターではないでしょうか?
ただ、始めるにあたって必要な物やギターの種類の違いなど、わからないことも多いかと思います。
今回はギターについて、解説していきます!!
■ エレキギターとアコースティックギターの違い
「ギター」は、まず大きく分けると2種類に分類されます。
それは「エレキギター」と「アコースティックギター」です。
・エレキギター
弦の振動を、ギターに取り付けたピックアップ(マイクのような役割のパーツ)が拾って電気信号に変換、出力して演奏するタイプのギターです。
1920〜30年代にこのような構造の楽器の開発が始まり、戦後にポピュラーミュージックの広がりとともに、大音量で演奏できるギターが求められるようになり、世界中で使用されるようになっていきました。
・アコースティックギター
こちらはエレキギターと違い、電気信号などを用いず、完全に楽器本体の鳴りがそのまま聴く人に音として届きます。
その名前の通り構造的にはアコースティックなものとなっており、一般的に「アコギ」と呼ばれています。
ギターのボディ中央にある穴から弦・楽器本体の振動が本体内の空洞に入り、空洞内で共鳴して増幅するような形です。
こちらはエレキギターよりも起源が古く、15世紀にはこの構造のギターが開発されており、ギターを使用するクラシック音楽も作られていました。
■ アコースティックギターの種類
アコースティックギターは、ポピュラーミュージックに多用される「フォークギター」、クラシック音楽に多用される「クラシックギター」に分類されます。
さらに、フォークギターはボディの大きさから、2つの分類(ドレッドノート、フォークタイプ)にわかれます。
ここからはフォークギターの分類についてもう少し詳細に触れてきます。
・ドレッドノートタイプ
ボディが大きく、音量が出しやすい特徴があります。
コードを中心にジャカジャカ弾きたい! という弾き語りなどを中心に演奏する方にぴったりです。
・フォークタイプ
ドレッドノートタイプと比較するとボディがやや小ぶりです。
そのため、煌びやかな高域が出やすく、繊細な表現に最適です。
■ エレキギターの種類
エレキギターはピックアップ(弦の振動を拾うマイク)、ボディの形状など音に直接的に関わってくる要素が多く、その分種類もたくさんあります。
ここでは、代表的なタイプのエレキギターを3つご紹介します。
・ストラト・タイプ
後述するテレキャスを発展させた形でFender社が開発し、現在では最も主流となっているタイプです。
ピックアップが3つ付いており、多彩な音色を出すことができます。
・テレキャス・タイプ
Fender社が最初に開発したエレキギターが、このテレキャスター。
2つのピックアップからなる「ジャキッ」とした硬質なサウンドが特徴です。
軽量で持ちやすく、軽快なサウンドも人気の理由です。
・レスポール ・タイプ
戦後、エレキギターの市場をリードしていたFender社に対抗する形で、Gibson社が開発、発売したエレキギター。
ストラトと人気を二分しています。
ハムバッカーと呼ばれる、パワーのあるピックアップが2つ付いており、歪ませたときのノイズにも強いため、ロック向きのギターです。
このほかにも、上記3タイプから派生したギター (変形ギターなど)も数多くあります。
■ NOAHでレンタルできるギター
NOAHでは上記の代表的なタイプのギターはほとんどの店舗で取り扱いがあり、その中でもストラトに関してはFender社のものを多く取り扱っているので、定番メーカーの定番タイプをレンタルできます。
もしアンプに繋げた音の出し方がわからない場合はスタッフがレクチャーしますので、実際に購入する前にスタジオでギターをレンタルして、しっかりアンプから音を出して弾き比べてみてから購入するのも良いかと思います。