2023年01月18日
はじめに
レコーディング専門誌などで頻繁に目にする「マイクプリアンプ」という機材。
レコーディングを始めたてで、機材を揃え始めているという方にはあまり馴染みがない機材でしょう。
しかし、「より良い音で録りたい!」という場合には必須の機材とも言えます。
今回は、そんなマイクプリアンプについて解説していきます!
■ マイクプリアンプってどんな役割?
マイクプリアンプは、マイクの入力音をミキサーなど音響機器に送る、中継地点的な役割を持ちます。
入力信号をマイクレベル(弱い信号)からラインレベル(強い信号)に増幅することが主な目的の機材です。
■ なぜマイクプリアンプが必要なのか?
オーディオインターフェースやミキサーなどの音響機器にもマイクプリアンプが搭載されていることがほとんどですが、特にオーディオインターフェースの場合、機材としての主目的が音声のアナログ-デジタル変換となるため、マイクプリ部分は簡素なものが搭載されているケースも多いです。
マイクの信号増幅の過程で生じる音質変化は、特にレコーディングでの音作りにおいては無視できない要素の一つとなるため、マイクプリアンプを単体で持っておく必要が生じます。
■ おすすめのマイクプリアンプ
(1)FOCUSRITE ISA One
ボーカルなどの1chのみのレコーディングにオススメなのがコチラ。
クリアな音質でありながら、音楽的な温かみを付加してくれます。
(2)FOCUSRITE Clarett+ OctoPre
コチラは8ch分のマイクプリが搭載されているので、手持ちのオーディオインターフェースとのADAT接続などでチャンネル数を拡充し、ドラムなどの多チャンネル録音にも対応可能です。
「Air」スイッチで音に輪郭をつけられるので、現代的な音作りに適しています。
■ マイクプリアンプが借りられるノアの店舗
スタジオノア各店の「Rec.Booth」「Rec.STUDIO」にはマイクプリアンプが常設されており、スタジオ料金のみで高品質なマイクプリアンプが使用可能です。
また、代々木店・渋谷1号店・高田馬場店・吉祥寺店・秋葉原店ではオプションレンタル品として全部屋でマイクプリアンプの追加レンタルが可能です。
実際に使ってみて、音の違いを確かめてみてはいかがでしょうか?