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2020年05月22日

【スタジオHow To】いくつ知ってる?コネクタの種類覚えよう!|サウンドスタジオノア

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-はじめに

スタジオでのリハーサルやレコーディングでは、ギターやマイクなどの楽器と、ミキサーやスピーカーなどの音響機器を接続するためにケーブルを使用します。
用途によってケーブルに種類がいくつもあるように、そのケーブルをつなげたり差し込んだりする先端部分、コネクタもまた種類がたくさんあります。
今回はスタジオでよく見るコネクタをご紹介します!


■ RCA

ミキサー、DJ機材、CDデッキなどの音響機器から家庭用のオーディオ機器まで幅広く使われている端子です。
映像機器でも使われることが多く、PlayStationやゲームキューブなどのゲーム機、ブラウン管テレビで馴染みがあるかと思います。
特徴としては、ケーブル側(プラグ)と信号を受ける機器側(ジャック)の双方に、「音声のLチャンネルには白、Rチャンネルには赤」で色分けされていることがほとんどで、これを目印に接続します。


■ XLR コネクタ

アメリカのCannon社が開発したタイプのコネクタで、キャノンコネクタと呼ばれることも多いです。
ノイズに強く、メス側(マイクなどの楽器などに接続する側)にロック機構がついていることから、オーディオ向けではスタンダードなコネクタとなりました。
使用用途としては、マイクとPA機器(主にミキサー)の接続が最も多いです。
もちろんそれ以外の用途でも使用頻度が高く、スタジオやライブハウスで見かける事はかなり多いです。


■ フォーンコネクタ

RCAコネクタ同様、音響機器から家庭用オーディオ機器まで幅広く使われます。
最初は電話交換機で使われたことから、フォーン(Phone)と呼ばれています。
ギターなど電子楽器とミキサー・アンプなどの音響機器との接続で使用頻度が高く、両端がフォーンプラグとなっているシールドケーブルは、最も個人所有率の高いケーブルです。


■ ステレオminiプラグ(3.5miniプラグ ミニフォン)

こちらは家庭用のオーディオ機器などで頻繁に使われるものです。
パソコンやスマートフォン、音楽プレーヤーのイヤホンジャックで馴染み深い端子かと思います。
もちろんスタジオでも音源を再生する際など使用することが多いので、スタジオノアではほぼ全部屋にこの端子から再生できるケーブルを常備しています。
イヤホンやヘッドホンなどは、変換端子を使い、標準のフォーンコネクタのサイズに変換することもあります。


-終わりに

スタジオなどで使用される代表的なコネクタ4種類をご紹介しましたが、いくつわかりましたか?
X L Rコネクタは生活する中では普段なかなかお目にかかることがないので、あまり馴染みがないかもしれません。
スタジオノアでは、ミキサーラックのパネルにジャックが付いていて、差し込めばすぐ使えるようになっています。
いずれのコネクタも、ケーブル部分を掴んで抜くような抜き方をすると、中で配線を固定しているハンダが取れてしまう場合などあるので、必ずコネクタ近くを掴んで抜くようにしましょう!