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2021年04月23日

スタジオの広さの目安とは?用途別オススメスタジオ|サウンドスタジオノア

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■始めに

音楽のリハーサルで使用するスタジオを予約するにあたって、自分たちの編成に対して適切な広さはどのくらいなのか、最初はなかなか分かりづらいものです。
今回は、そんなお悩みを解決すべく、「用途別のスタジオ帖数の目安」についてご紹介します。


■ バンド練習で使いたい!

(1) 3ピースバンド

ギターボーカル・ベース・ドラムなどシンプルな3名編成のバンドの場合、さほど広さを必要としないケースが多いでしょう。
楽器以外にエフェクターボードなど特に持ち込まず、スタジオ常設のPA・アンプなどで機材が完結する場合は6〜7帖程度(スタジオノアでは「Sスタジオ」や「Aスタジオ」がメイン)で十分練習を行えます。
逆にエフェクターボードや追加シンバルなどを使用する場合は、8〜9帖程度(スタジオノアでは「Aスタジオ」がメイン)あると安心です。


(2) 4~5人編成

上記3ピースの編成に加えて鍵盤やギターなどもう1名入る場合や、ツインギターバンドなど4〜5名編成の場合は、使用機材が少ないのであれば10〜12帖程度(スタジオノアでは「Gスタジオ」や「Bスタジオ」がメイン)で練習を行うのに支障ないスペースを確保できます。
使用機材が多い場合や、実際のステージ配置で練習を行いたい場合は、13〜20帖程度(スタジオノアでは「Bスタジオ」や「Eスタジオ」がメイン)の使用が望ましいです。


(3) 6人以上の大所帯バンド

6名以上の大所帯となってくると、上記スタジオでは十分に演奏スペースが確保できず、練習に支障をきたしてしまう恐れがあります。
また、このご時世でスタジオ内でもソーシャルディスタンスの確保が求められるので、尚更広めのスタジオの使用がオススメです。
20帖以上(スタジオノアでは「Cスタジオ」や「CSスタジオ」がメイン)あれば、快適に使用可能です。


(4) パーカッションやDJが入るなら1つ上の広さに

パーカッションやDJ機材の使用が想定される場合は、その楽器・機材のスペースも確保しなければならないので、1ランク上の広さのスタジオを予約するのが望ましいでしょう。
例えば5名編成のバンドで、うち1名がコンガの使用、という場合には、15〜20帖程度あると安心です。


(5) ビッグバンド

ビッグバンドでの使用の場合は、演奏スペースの確保や飛沫感染対策、各奏者の演奏音の快適なモニタリングといった観点から、24〜30帖程度のスタジオ使用がオススメです。


■ ダンスで使いたい!

(1) 1人で練習するならバンドスタジオでも

1人でのダンス練習であれば、ダンススタジオの10帖程度のスタジオを使用する方が多いのですが、バンドスタジオでも機材を壁際に端寄せすることでスペースを確保し、練習することが可能です。
個人練習料金であればリーズナブルに利用可能なので、長時間の練習でもお得に使用できます。


(2) 2人以上なら専用のスタジオがオススメ

2名以上の利用であれば、バンドスタジオでの利用だと狭く感じられるケースもあるので、ダンス専用スタジオでの練習がオススメです。


(3) 大人数で練習したい

大人数でのダンス練習の場合は、フォーメーション移動なども大掛かりになることが多いので、40〜60帖程度の大部屋のレンタルも視野に入ります。
このようなスタジオは前面と側面が鏡張りとなっているので、実際に全体の動きなど確認しながら練習が可能です。


■ 撮影や配信をしたい!

(1) 簡易的セルフ配信の場合

スマホ1台で完結する配信や、「カメラ1台+PC」のようなシンプルな機材構成での配信の場合は、配信機材の設置に必要なスペースが多くないので、いつも通りのスタジオの広さで問題ないでしょう。


(2) カメラが動く場合

ムービングのカメラが入る場合は、そのカメラを設置するための三脚や操作する人のスペースが必要となるので、普段よりもやや大きめのスタジオで配信を行うのが良いでしょう。


(3) がっつり機材持ち込みで撮影配信

バンド編成などで各楽器の集音を行いライブミックス、撮影専用の照明を焚いて、複数台のカメラをスイッチング。その音声・映像を配信する場合は、そこに必要な音声・映像・配信の機器類を全てスタジオ内に収め、尚且つ各セクションのオペレーターが作業するスペースが必要です。
それぞれのカメラの画角を調整することなど考えると、スペースがあればあるだけ安心、と考えて良いでしょう。
筆者ががっつり機材持ち込みでバンド編成を配信オペレートする際には、クライアントに30帖程度のスタジオ使用をオススメすることが多いです。


■終わりに

 スタジオの広さは様々ありますが、用途によって適した広さというのは異なります。
 最近では、コロナ感染防止対策でのソーシャルディスタンス確保が求められたり、配信・撮影用途での需要の高まりから、広めのスタジオが人気となる傾向があります。
 ぜひご自身の使用用途に合わせてスタジオを選び、リハーサルや配信を快適に行いましょう!