音楽とお仕事|音楽とお仕事
2009.05.03
「デモ制作も大事、ライブ演奏は、、、もっと大事!」ディレクターの本音 ライブって、とても大事です。リハスタに入って、練習。そして本番。こういったことを誰もがやって、ライブを繰り返してゆきます。CDや配信というのは、ひとつのアウトプット。ライブというのは嘘が効かない分、ガチンコ勝負。まだまだ、自分のオーディエンスが少ない場合、増やすためには、、、いかに、自分らしいインパクトがあって心に響くライブがやれるか!? が大きな!! カギになるのです。 レコード会社にいても、新人はデモだけでは判断しません。アーティストの本質みたいなものを見極めるには、ライブが決定的な判断材料になることが多いです。 ライブハウスとかだと、対バンが多いですよね。この形式だと、持ち時間は、例えば30分。そうなると、演奏する曲は、1曲=5分としてもMCを入れれば5曲くらいでしょうか。5曲で、自分たちのお客さんも満足して、なおかつ、新しいお客さんを取り込まないといけません。僕は、ひとりでも新しいお客さんを取り込むことが出来ないライブは、ファンクラブイベントみたいなものなので、勝負としては勝ったとはいえないと考えています。やる意味合いとしては、マイナスです。 想像してみて。例えば、5曲をイメージしてセットリストを作るなら。 1:アップテンポのインパクト曲 2:自分たちの推し曲(シングル風) ?MCをはさんで 3:ミディアムな泣ける曲 4:リズムの変わったノリのいい曲 5:アップテンポでメロの残る推し曲(シングル風) ?告知MCして、はける 一例としては、こんな感じです。 最初に、おおっ、といったことで、巻き込む曲を。(M1) その流れで、自分らの18番を。(M2) ぐっと雰囲気を落として、歌詞を伝えるバラッドとか。(M3) ちょっと違った側面をみせて。(M4) やっぱり、いいなと再確認させる曲。(M5) ライブは最初と最後はかなり肝心です。最後の印象は特に。「終わりよければすべてよし」という、言葉通りかも!? セットリストにも起承転結が必要なのですね。 SEの導入もイメージが重要です。選曲のセンスが問われるし、SEからどうやって本編に切り込むか! テンポ感が大切です。 ライブで何をどう伝えたいのか、何を感じて帰ってもらいたいのか、、、そういった意識を日々考えながら演奏すべきだと思います。そうすれば、演奏が多少崩れても、想いが伝わるので、いいライブになるのです。ぜひ、その日しかできない素晴らしいライブをやる! という意気込みで、ステージと向かい合って欲しいと思います。 僕は、ライブをたくさん観ます。ライブが大好きなのです。だから、余計にいろいろ思うのです。 ■西山 宏明(株式会社トイズファクトリー 制作プロデューサー) 数々のヒット作品の制作を手がける企画/演出プロデューサー/ディレクター。 公式ホームページ「渋谷ではたらくディレクターのblog」 http://ameblo.jp/n-shy
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