音楽コラム集|音楽知識系コラム
2009.01.13
ドレミファソラシド、、、普段からよく耳にする音階(スケール)ですが、英語でいうと C Major Scale(Cメジャー・スケール)。C=ドの音から始める長音階(メジャー・スケール)という意味です。メジャー・スケールの定義は全音・全音・半音を全音で繋ぐということ。つまり、Cメジャー・スケールはピアノだと白鍵だけで出来るスケールということになり、C以外のメジャー・スケールでは黒鍵が必ずスケールの中に出てきます。例えば、Dメジャー・スケールになるとCメジャー・スケールの「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」が全て全音あがり、「レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#」となります。このメジャー・スケールを一つ跳ばしに3つの音を重ねるとメジャー・コード。つまり、「C」というコードだと構成音(コード・トーン)は「ド・ミ・ソ」になり、「D」というコードだと「レ・ファ#・ラ」になります。メジャー・コードが理解できればマイナー・コードも簡単に出せる方法が「3rdを半音下げる」です。つまり、「ド・ミ・ソ」がCなら、「ド・ミ♭・ソ」がCm(Cマイナー)というコード、「レ・ファ#・ラ」がDなら、「レ・ファ・ラ」がDmになります。1オクターブには全部で音が12個(7つの白鍵と5つの黒鍵)。つまりスケールもコードも全部で12種類ずつ。それぞれの#や♭の付く場所を把握してあげることがコードやスケール、そしてキー(調)を理解する上での近道になります!! ■加度 克紘 高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。Barklee音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後上京し、活動する。http://www.katsuhirokado.com
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