音楽コラム集|音楽知識系コラム
2012.04.12
「TOEIC」 最近よく聞く英語の試験にTOEICがあります。会社によっては受験を奨励あるいは義務付けているようで、この試験に向けて勉強している方々も数多くいるようですね。私自身はこれまで受験したことがありません。TOEICの点数を示さなくても、すでに英語関連のお仕事を大分いただいているので、いまさら必要ない気もしますが、私も腕試しならびに自己査定として受けてみようかなと考えております。 「さて、その内容は」と思って、これまでの問題を見てみたところ、極めて単刀直入な出題になっているように思えました。日常的によく使われる表現が大部分となっているようで、アメリカで大学に行っていたりビジネスをしていた人であれば、特別に勉強しなくても結構な点を取れそうな感じです。その中には日本の学校では習わないけれど、英語話者であればほとんどの人が知っているであろう言い回しがかなり含まれています。 というわけで、私は再度英語学習の日々に突入しております。とりあえず、英語との接触を増やす目的でBBCやCNNを見る時間を増やしております。ここでは私が気が付いた英語のニュースでしょっちゅう聞く言い回しを右記にていくつかご紹介します。 私の周りの人々は990点満点のTOEICで950点前後の人が多いようです。中には満点を取った(!)という人も。そんな人たちが口をそろえて言うのは、「このような高得点でも、仕事で使うにはまだまだかなり道のりが遠いですよ」とのことですが、いずれにせよ、私にとってはこの時期にこうやって英語を再度学習するのはとても楽しいしタメになります。英語のニュースのほとんどがはっきりと聞き取れるようになってきていますしね。 "At the end of the day" 「一日の終わりに」ってなんだろうと思って聞いていましたが、実は「結局のところ」「つまりは」という意味の言い回しでした。 "The bottom line is" これも同様に「結局のところ」「つまり」「いずれにせよ」のような意味です。 "Having said that" 「ということではあるのですが」「しかしながら」。何らかのことを説明したあとに、その前提に反することを説明するときのつなぎの言葉です。 それからニュースではすでに起きた事件を説明する際に最初は現在完了形で、そのあとは単純過去形を使うって知っていましたでしょうか? たとえば、 "Whitney Houston HAS died yesterday. She WAS ...." これはHewings著『Advanced Grammar in Use』(名著です)という文法書に書いてあり、目から鱗でした。 鈴木 koyu 浩 黒人音楽から現代音楽までの領域で活動するベース奏者でプロデューサー。バークリー音楽大学入学を機にアメリカへ。その後のシカゴ生活を含め合計6年間滞米。98年より東京で活動。日本在住の外国人ミュージシャンとの共演、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド等海外公演多数。これまでの演奏についてはYouTubeのチャンネルを参照のこと。ノアミュージックスクール・ベース科講師。 www.youtube.com/koyubass
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